桐の語源

「桐」という言葉の語源をご紹介します。桐は最初に伸びた根っこを放置しておくより、一度根本から切ってしまった方が、良い新芽が出て成長具合が向上するという性質があります。この一度「切る」というところから「きり」と呼ばれるようになったといわれています。また、桐はゴマノハグサ科に分類され、木ではなく草の仲間です。草の仲間で「木」と「同」じことから桐と名付けられたというエピソードもあります。ほかにも桐の語源には諸説ありますので、気になった方は調べてみてください。

幼木の間、桐は成長が著しくて早いです。ここから成長のシンボルとしてとらえられることもあります。桐たんすには、直径約30センチ以上で、3050年ほどのものがよく使われます。

桐たんすが普及したのは、江戸時代頃からだと考えられています。「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉からもわかるように、当時の江戸は火事が非常に多い町でした。当時は消防車など効果的に消火できる手段がありませんでしたから、人々は火を消すよりも大切なものを持って逃げることしかできなかったといいます。

そんな中、軽くて燃えにくい桐たんすに注目が集まり、棒通しなどを付けた桐たんすが発達して広く使われるようになったそうです。

コメントは受け付けていません。