桐たんすの製造工程1

桐たんすの製造工程には、日本の伝統や職人の技術が詰め込まれています。そんな製造工程を簡単に紹介していきます。

桐たんすを作る際、何よりもまず桐の原木選びをしなければなりません。桐たんすに使われる桐材は、日本だけでなく中国や台湾、北米、ブラジル、アルゼンチンなど海外のものもあります。中でも、北米桐や中国桐が桐たんすの製造に適していると考えられているそうです。

桐を選んだら「寸割り

という作業を行っていきます。これは、原木を桐たんすのどこの部分に使うか判断し、その部分の長さに合わせて桐を切っていくというもの。巨大な原木を長い定規で測りつつ切っていきます。

製材にはいくつかの方法がありますが、最も技術を必要とする手法が「みかん割り」。この手法は一般的なものより約4倍も時間がかかりますが、すべて柾目取りに仕上げられるという特徴があります。

製材が終わった桐は煮沸していきます。水で満たしたステンレスの水槽に桐材を投入し、7日程度、水を取り替えながら煮沸し、桐の中のアクを抜いていくのです。

煮沸したばかりでは桐材が濡れていますので、立てて干します。乾燥にムラがでないように何度か裏返して数ヶ月後にようやく板干しが完了します。

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